現在、日本にある探偵事務所の数は3,887(個人が2,973、法人1,2141/警察白書より)。実はこの数字、2007年以前は把握することができなかったのです。
2007年に「探偵業法」が施行さたことで、探偵業を営む場合は公安委員会への届出が必要になりました。それまでは、資格・許認可が不要な業界だったのです。 名刺を作り「探偵です」と名乗れば、誰でも探偵になれた、そんな時代があったのです。
誰でも自由に参入できる業界だったので、バブル崩壊後に探偵業界に参入する人は多かったのですが、新規参入のほとんどが余儀なく撤退することに。探偵業とは、過当競争で生き残るのが難しい業界なのです。
そして残念ながら、厳しい業界で生き残るために、売上のためなら何でもする探偵事務所も存在します。
メディアへの露出が多い、雑誌で見かける探偵事務所が、必ずしも真面目で信用できる会社というわけでもない、ということもお忘れなく。
以前は、個人調査をするのが「探偵」、個人や会社の信用調査を行うのが「興信所」というイメージがありました。もしかすると、若い方は「興信所」という言葉自体をご存知ないかもしれません。
知らないのも当然で、探偵と興信所の違いは、名前が違うだけで請け負う調査内容に違いはありません。
あえて探偵と興信所の違いを挙げるとすれば、調査形態と調査内容です。
興信所は比較的、調査量が安く、その分、あまり深く入り込まない調査が多いです。また、名刺を渡し、名前を名乗ります。
一方、探偵は興信所に比べ、調査料金が高めではありますが、内密に調査を行い調査対象を徹底的に調べます。